
ごちそうといえば、やっぱりおすし。ひなまつり、お花見、入学のお祝いなど人の集まることの多いこの季節に欠かせません。いろいろな地方のおすしをおばあちゃんのオリジナルレシピでつくってみました。
料理=龍崎英子、甲斐セツ子、編集部 写真=小林キユウ スタイリング=本郷由紀子


もち米を混ぜたすし飯に、甘辛く味つけたぜんまい、干ししいたけ、大根の味噌漬けをのせ、くるみや卵をそえて。笹の香りが芳しい里山のおすし。


お皿の上に桃の花が咲いたよう。色づけしたすし飯、でんぶ、かんぴょうで桃色のグラデーションをつくります。まずはつくりやすい桃の花の柄から。



塩でしめて甘酢に漬けたアジを使った魚ずし。生のアジもカボスの香りでさわやかに。すし飯をにぎってから、時間をおくと味がなじみます。


田植え時期になったら、春一番のフキを摘んでつくります。煮含めたフキとタケノコに、しめサバを混ぜて、木の芽を散らせばできあがり。

